【レッズレディースユース】
第37回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 関東地区予選2回戦、浦和レッズレディースユース対MITO EIKO FC茨城レディース戦の観戦記。
皇后杯出場を掛けた地域ブロック予選ではあるが、タイトルホルダーとして臨むレッズレディースユース。大会要項は現時点で未見だが8チーム勝ち上がりとのことなので、1回戦はシードされて初戦のこのゲームを勝てば出場権が得られる。シードは関東女子リーグでの現順位によるものなので試合は勝っておくものである。
千葉県サッカー協会公式サイトのトーナメント表はこちら。
話が前後したが千葉県での開催である。勝てば勝つほど試合会場が遠ざかる「千葉方式」は健在だが決勝はフクアリということでキーマカレーとソーセージが楽しみである(そうじゃない)。この日は千葉県総合スポーツセンター東総運動場。これまでもなでしこリーグや関東ユースで機会はあったけれど今回が初めて。「遠そう」というおやぢギャグは禁止している。東京駅から高速バスで行く計画でいたが赤サポの方の自走に便乗させて頂いた。多謝。
山の中にまるで置き忘れられたかのように忽然とスタンドが現れる。魔境スタンプカードに1個また追加。
無駄にトイレが広いがそれはさておきスタンド上段は傾斜が強めにつけられているので陸上トラックを挟んでいても見やすい部類。
などと悪口言っていたら想定外の通り雨でその傾斜を上らざるを得なくなった。千葉こわい＞＜。
＊＊＊
レッズのスタメンは次の通り。
先週の県ユース決勝からは長野風花不在でボランチは今井と木崎。塩越が左に回って高橋はながトップの4-2-3-1のフォーメーション。MITO EIKOが緑色系のユニでGK松本は青ユニ、キャプテンマークは南が巻いた。
前半からレッズがボールを支配。無理はせず様子を伺っているのだがすっかり押しこんでしまいGK松本は手を使う機会なし。27分に左CKをファーで相手DFともつれながらも南が押し込んで先制すると、終了間際に高橋が抜け出してGKまで交わしたが行き過ぎて角度がなくなり中へ送り直して塩越がシュートを打つもバーの上など決定機をいくつか作ったが前半は1-0での折り返し。
後半はなかなか得点に至らずMITO EIKOのシュートも飛ぶようになったが、73分に南→小嶋→遠藤と長いパスで一気にペナ角まで送ると遠藤はGKの位置を見てワンタッチでゴールへ流し込む。さらに同じく右寄りの位置で遠藤が打ったシュートはポストに当たって跳ね返り、そこに詰めていた塩越が反応して押し込んで3点目。これで明らかに勝負ありとなって轡田、奥本、久保と出して結果3-0でレッズの勝利。
第37回関東女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 関東地区予選2015年9月13日(日)13:00キックオフ・東総運動場浦和レッズレディースユース 3-0(前半1-0) MITO EIKO FC得点者 27分 南 萌華、73分 遠藤 優、76分 塩越柚歩試合時間 80分GK 松本DF 小嶋、長嶋、南、三木MF 遠藤(→奥本)、木崎(→久保)、今井、塩越、青木(→轡田)FW 高橋は(→三浦)
2点目が入るところまで時間がかかったがまずは危なげない試合運びで勝利。先週の県ユース決勝同様守備ブロックを両サイドと中央で揺さぶり崩し消耗させる戦略を忠実に実行した。エルフェン・マリよりもカウンターにスピードと精度がなくリスク管理もやりやすかった。突出した活躍があるわけでなくチーム力の高さが目についたのでPOMは難しいが先制点の南で。
MITO EIKOは監督から「オリジナル・ポジション！」なる指示が数回聞こえたので守って流れを引き寄せるつもりだったのだろうが消耗が激しく終盤CB田中の声出しに誰も反応できないほど。
次戦は準々決勝で対戦相手はチャレンジリーグ所属の大和シルフィード。
＊＊＊
この前の試合は早稲田大対修徳高、レッズレディース出身の中村みづきがボランチで出て2得点、前半で4-0にしてしまい余裕の交代。
旧パス名:
—
新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
Instagramやってます。