平成26年埼玉県高等学校女子サッカー選手権大会、5位決定戦(南稜-本庄第一)、3位決定戦(山村学園-埼玉平成)の2試合の観戦。
当初7位決定戦から決勝まで当会場で行われると発表があったが、後日決勝のみ翌日の21日に浦和駒場スタジアムで行われることになった。それらの発表の中で会場名に「花咲徳栄高校・佐藤照子メモリアルスタジアム」と表記されているのに気づき、Webサイトなどを見た結果大いに興味が湧いた、というのが正直なところ。但し心理的な敷居はかなり高い。でも行くしかない。
東武伊勢崎線、久喜駅から二駅目の花崎駅で南口に降り立ち、ぶらぶらと歩いて市立の中学校を回りこむとそこがグラウンド。
これは北側スタンドの裏側、大会の運営からいけばバック側になるが、反対側からの遠景はこんな感じ。
この写真でいえば左手のゴール裏にも屋根付きの観覧席があるがこの日は開放されておらず。
ロッカールーム等は当然のことながら確認できないのでわからないものの、こうした設備面はさすが私立、と言って終えるべきかもしれないが、残念ながらピッチはゴール前は完全に芝が剥げているし、全体的にうねっているのと方々穴が開いている状態。記念碑には2004年竣工とあったのでちょうど10年。知識は全くないのだけれど恐らく整地からやり直すイメージ。どこかで読んだ「ぼこぼこの天然芝より手入れの行き届いた人工芝」の一文を思い出す。埼スタやナクスタのスタッフがアドバイスできればいいのに。
というわけで、図々しく観覧席に着席。場所によって柱はあるけれど、雨風は凌げるし適度な高さ(2階に相当)で快適な観戦環境。場所柄冬は寒そう。
さて、試合内容。
まず5位決定戦の南稜対本庄第一。11:40キックオフ。35分ハーフ。
白のユニフォーム、南稜は4-1-4-1のフォーメーションで14番の快足FWをトップに置いて攻撃の基点に。黄色と青の本庄第一は4-4-2。
序盤から本庄第一が支配する時間が続くが、20分頃南稜14番が右サイドをスピードで突破すると中央に折り返し、バイタルやや右でMF18番が掬うようにシュートを撃つとGK頭上を越えてゴールイン。ワンチャンスをものにする。
後半も本庄第一の時間帯が続くが、押し込めなかった。南稜DFの寄せも速く、果敢にシュートブロック。50分の交代でトップの14番を「スイーパー!」と指示して守りに徹して1-0で南稜が逃げ切り。
続いて3位決定戦は山村学園対埼玉平成。13:20キックオフ。同前。
青の山村、赤の埼玉平成、ともに4-4-2。山村は左サイド、埼玉平成はトップの位置とそこだけは異なるものの共に11番が攻撃の基点で、つなぐ志向も同じのミラーゲーム。
というわけで我慢比べが続くが、後半51分に山村の右CKが埼玉平成のDFに当たってオウンゴール。この1点しかスコアは動かず、1-0で山村学園が3位。2試合の中では最もGKが安定して、キック力もあった。
2試合とも副審のオフサイド判定、特に旗を上げるのがボールへの関与がはっきりしてからのことが多く、選手も客も少し戸惑い気味。他校の関係者だろうか、試合中に観戦そっちのけで「業界動向」の話とかしてるのは居酒屋でやればいいと思ったり。一方で、観戦を楽しめている保護者軍団や35分経過頃に一斉にタイマーが鳴ったりするのは面白かった。
なお、7位決定戦の結果は川口総合1−2花咲徳栄。正直言って寝坊して着いたら後半も中ごろ、2枚目の写真がそれ。
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高校サッカーダイジェスト Vol.7 2014年 11/1号 [雑誌]