2014年シーズン 浦和レッズレディースまとめ





主として浦和レッズレディースのプレナスなでしこリーグにおける戦績を軸に2014年シーズンをまとめた。

(1)リーグ順位
・プレナスなでしこリーグ 2014 レギュラーシリーズ
順位 チーム名
1 湯郷ベル 36 18 11 3 4 37 25 12
2 日テレ 35 18 10 5 3 36 14 22
3 浦和 35 18 10 5 3 30 11 19
4 新潟L 32 18 10 2 6 30 18 12
5 I神戸 29 18 9 2 7 33 18 15
6 ジェフL 28 18 8 4 6 27 23 4
7 ベガルタ 25 18 7 4 7 23 17 6
8 AS埼玉 17 18 5 2 11 30 47 -17
9 伊賀FC 16 18 4 4 10 24 29 -5
10 吉備国大 1 18 0 1 17 11 79 -68

今シーズンからカップ戦を廃して2ステージ制を導入。開幕時の私の予想は「上位にベガルタ・日テレ・伊賀、中位に浦和・INAC・新潟・ジェフ、下位は湯郷・AS埼玉・吉備国大」で恥ずかしいことこの上ないが、補強ができたとは言い難いINACの中位は当たっても、湯郷が首位だったのだから分からないものだ。そこに昨季4位・5位の伊賀とベガルタが伸びると思ったら全然。吉備国大だけは早々に圏外へ去ってしまったがチーム間の力に差が無くなってきたと言うにとどめる。浦和がずっと首位を走っていたが終盤に失速して最終節に3位に落ち、湯郷の首位となった。

・プレナスなでしこリーグ2014 エキサイティングシリーズ(上位リーグ)

順位 チーム名(※1)
1 浦和(4) 24 10 6 2 2 17 8 9
2 日テレ(5) 24 10 6 1 3 13 10 3
3 新潟L(3) 18 10 4 3 3 14 13 1
4 湯郷ベル(6) 17 10 3 2 5 12 20 -8
5 ジェフL(1) 11 10 3 1 6 18 19 -1
6 I神戸(2) 10 10 1 5 4 11 15 -4

※1=レギュラーシリーズ順位による移行分

毎週順位に変動が起き、下位チームとの対戦で息をつく暇も無い厳しいリーグとなった。結果からいえば浦和が2節のベレーザ戦アウェイを3-0で完勝したゲームが大きかった。リーグ最少失点で3位から逆転の総合優勝。

・プレナスなでしこリーグ2014 エキサイティングシリーズ(下位リーグ)

順位 チーム名(※2)
1 ベガルタ(8) 23 6 5 0 1 18 4 14
2 AS埼玉(6) 18 6 4 0 2 10 9 1
3 伊賀FC(5) 14 6 3 0 3 7 7 0
4 吉備国大(0) 0 6 0 0 6 1 16 -15

※2=レギュラーシリーズ勝ち点からの換算移行分(1/3、小数点以下四捨五入)

6位争いで下位リーグになったベガルタは持ち越しの勝ち点もあって8位争いだけに焦点が絞られたが、中頃から勢いがついた復帰昇格初年のエルフェンが確保。伊賀はチャレンジ2位の日体大との入替戦となったがこれは制して残留となった。インカレ初優勝の吉備国大は卒業した学年への依存度が高かったのか。
リーグが促したエキサイティングシリーズでの海外リーグからの移籍者は、日テレ1人、新潟1人、INAC3人、ベガルタ1人、エルフェン1人、伊賀2人。特に北米のNWSLは負荷が高いのかここからの移籍組は予想をはるかに下回るパフォーマンスだった。来季はW杯年であることも考え合わせれば少なくとも日本人選手がとる選択肢としては難しいではないだろうか。一時期流行のように複数のチームに加入した韓国人選手の事例が全く無かったのは一種の謎。
(2)レッズレディース戦績・入場者数

・プレナスなでしこリーグ 2014 レギュラーシリーズ

月日 (曜) 時刻 対戦チーム スタジアム 結果 入場者数
1 3/30(日) 13:00 INAC神戸レオネッサ ノエスタ ○3-2 3,517
2 4/6(日) 13:00 伊賀フットボールクラブくノ一 上野運動公園 ○3-0 675
3 4/13(日) 13:00 ASエルフェン埼玉 駒場 ○5-0 3,464
4 4/20(日) 13:00 FC吉備国際大学Charme 鴻巣 ○3-0 1,440
5 4/27(日) 12:30 アルビレックス新潟レディース 五十公野 ○1-0 1,275
6 5/4(日祝) 13:00 岡山湯郷Belle 駒場 ●1-3 4,289
7 6/1(日) 13:00 日テレ・ベレーザ 西が丘 ○2-0 2,463
8 6/8(日) 13:00 ジェフユナイテッド市原・千葉L 駒場 ○1-0 1,774
9 6/14(土) 13:00 ベガルタ仙台L 駒場 △1-1 2,313
10 6/22(日) 13:00 伊賀フットボールクラブくノ一 熊谷 ○2-0 1,301
11 6/28(土) 15:00 ASエルフェン埼玉 ナクスタ △1-1 1,645
12 7/6(日) 16:00 FC吉備国際大学Charme カンスタ ○3-0 1,245
13 7/13(日) 17:00 アルビレックス新潟L 駒場 ●0-2 1,934
14 7/19(土) 17:00 岡山湯郷Belle 津山陸上 ○4-1 2,310
15 7/26(土) 17:00 日テレ・ベレーザ 駒場 △0-0 1,957
16 8/2(土) 18:00 ジェフユナイテッド市原・千葉L フクアリ △0-0 2,308
17 8/10(日) 15:00 ベガルタ仙台L 仙台市陸 △0-0 1,422
18 8/17(日) 17:02 INAC神戸レオネッサ 駒場 ●0-1 5,126

終了間際の猶本のミドルで勝った開幕戦で波に乗った。故障で出遅れた坂本に代えて新人の乗松をCBに据え高畑と組ませ左サイドバックに移籍加入の臼井を入れてDFラインをまず固定。藤田→岸川、池田→平尾と故障者をカバーして余りあるパフォーマンスを示して早くからスタメン自体も固定すると、サイドバックの攻撃参加は手控えて縦に速い攻撃を実行。自身2得点は意外なほどだが献身的なプレーで攻撃の基点となった後藤の存在が何よりも大きかった。

高3の2種登録の清家は3試合目に初ゴールを上げると年通算で8ゴールの新人賞級の活躍、決定率も高かった。15節から最終節までの4節で無得点の停滞が起きて最後3位に転落する結果となったが、失点も1で引き分けによる勝ち点を着実に積む経験ができた。

・プレナスなでしこリーグ2014 エキサイティングシリーズ(上位リーグ)

月日 (曜) 時刻 対戦チーム スタジアム 結果 入場者数
1 8/31(日) 17:00 INAC神戸レオネッサ 駒場 △2-2 2,210
2 9/7(日) 18:00 日テレ・ベレーザ 西が丘 ○3-0 1,270
3 10/4(土) 12:00 ジェフユナイテッド市原・千葉L 東金 ○2-1 917
4 10/10(金) 18:00 岡山湯郷Belle 駒場 ○4-1 1,670
5 10/13(月祝) 13:00 アルビレックス新潟L 五十公野 ○1-0 775
6 10/19(日) 13:00 日テレ・ベレーザ 駒場 ●1-2 2,852
7 11/1(土) 12:00 ジェフユナイテッド市原・千葉L 駒場 ○2-1 1,480
8 11/8(土) 13:00 岡山湯郷Belle 美作ラサ ○2-0 1,828
9 11/16(日) 13:00 INAC神戸レオネッサ ノエスタ △0-0 4,453
10 11/24(月祝) 13:00 アルビレックス新潟L 駒場 ●0-1 5,976

 

ホーム14試合合計37,786人(1試合平均2,699人) 駒場12試合1試合平均は2,920人。
先にも書いた通り西が丘でベレーザに3-0で快勝すると湯郷は寄せ付けず、昨今苦手意識も芽生えかけてきたジェフとの2戦とも2-1の接戦で取って9戦目でほぼ優勝を決めた。最終節の猶本欠場によるボランチ払底は痛かったがここでも守備力が活きて得失点差で何とかたどり着いた。
代表選出された臼井からポジションを奪った和田以外にはスタメンを脅かす存在は現れなかったが、7節のジェフ戦で決勝点を挙げた大滝と高1の長野がリザーブに定着したことには触れておこう。
シーズン通してみればアウェイで無敗も、全5敗がホーム浦和駒場スタジアムでというのもまた謎。

・浦和国際親善試合(特別協賛 サイデン化学)浦和レッズレディース vs バレンシアCFフェミニーノ

月日 (曜) 時刻 対戦チーム スタジアム 結果 入場者数
5/11(日) 15:30 バレンシアCFフェミニーノ 駒場 ○1-0 1,860

・ネスレカップ 国際女子サッカークラブ選手権2014

月日 (曜) 時刻 対戦チーム スタジアム 結果 入場者数
準々 11/30(日) 11:05 江蘇華泰証券女子足球倶楽部 美作ラサ ○5-1 1,295
準決 12/3(水) 16:05 サン・ジョゼEC 西が丘 ●0-1 965
3決 12/6(土) 11:35 岡山湯郷Belle 西が丘 ○4-0 1,041

歴史的には日韓女子リーグチャンピオンシップからの流れがあっての大会で「アジア枠」にリーグもある韓国のチームが現れない事情は全く分からないが、台北SCSC(台湾)を4-2、琉球デイゴス(沖縄・開催地推薦枠)を7-0で下した中国の江蘇華泰証券女子足球倶楽部との1回戦をFK直接での1失点に留めて5-1で快勝。

しかし準決勝は結果として決勝でアーセナルレディースに勝って優勝するブラジルのサンジョゼECと対戦。前半押しながらもカウンターで失った1点を守り切られて敗退。日本チーム同士の対戦となった3位決定戦は着実に得点を重ねて4-0で勝利。
リーグ最終節でとった柴田華絵をボランチに据える布陣を継続。

・第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

月日 (曜) 時刻 対戦チーム スタジアム 結果 入場者数
3 12/13(日) 14:00 ノジマステラ神奈川相模原 三木防災 ○6-0 451
準々 12/21(日) 11:00 伊賀FCくノ一 丸亀 ○2-0 860
準決 12/28(日) 14:00 ジェフL 西が丘 ○3-1 4,315
決勝 1/1(祝) 14:15 日テレ・ベレーザ 味スタ ●0-1 6,120

 

ネスレカップの翌週から皇后杯へ突入。引き続き柴田をボランチで使い、ベンチ5人はGK松本、DF石井・臼井、MF泊、FW清家というチョイス。順調に勝ち上がって2010年度以来の決勝進出を果たしたがガス欠感が強く準優勝。

エディー・バウアー・ジャパン

(3)URAWA REDS LADIES OFFICIAL.TV 「レディース、プレナスなでしこリーグ2014年間優勝!」(最終節終了後オーロラビジョンで放映)
(4)リーグ表彰
 【なでしこリーグ 最優秀選手賞】
後藤 三知(浦和)
 【なでしこリーグ ベストイレブン】
GK 福元美穂(湯郷ベル)
DF 岩清水 梓(日テレ) 高畑志帆(浦和) 乗松瑠華(浦和)
MF 有吉佐織(日テレ) 阪口夢穂(日テレ) 宮間あや(湯郷ベル) 猶本 光(浦和) 上尾野辺めぐみ(新潟L)
FW 菅澤優衣香(ジェフL) 高瀬愛実(I神戸)
 【なでしこリーグ 敢闘賞】
阪口夢穂(日テレ)
 【なでしこリーグ 得点王】
菅澤優衣香(ジェフL) 20得点
 【なでしこリーグ 新人賞】
乗松瑠華(浦和)
 【チャレンジリーグ 最優秀選手賞】
成宮 唯(大阪高槻)
 【チャレンジリーグ 得点王】
横山久美(AC長野)
 【チャレンジリーグ 新人賞】
南野亜里沙(ノジマ)
 【特別賞】
澤 穂希(I神戸)
 【最優秀審判賞】
山岸佐知子
昨季1人も選ばれなかったベストイレブンに3人。乗松は新人賞とのダブル受賞となった。出場試合数などの内規があるのだろうが、なでしこジャパン選出経験が必要なのと2種登録・特別指定選手は難しいのか、GKは福元に。柴田華絵も選ばれなかった。

(5)ホームゲーム、ファンサービス・「Player of the Match」(温泉賞)
月日 (曜) 対戦チーム スタ 結果 ファンサ POM
3 4/13(日) エルフェン 駒場 ○5-0 なし 大滝
4 4/20(日) 吉備国際大 鴻巣 ○3-0 加藤・中村・乗松 柴田
6 5/4(日祝) 湯郷 駒場 ●1-3 池田・竹内 なし
8 6/8(日) ジェフL 駒場 ○1-0 高畑・大滝・臼井 堂園
9 6/14(土) ベガルタ 駒場 △1-1 坂本・鈴木 なし
10 6/22(日) 伊賀 熊谷 ○2-0 和田・大戸 岸川
13 7/13(日) 新潟L 駒場 ●0-2 柴田・石井 なし
15 7/26(土) ベレーザ 駒場 △0-0 堂園・千葉 なし
18 8/17(日) INAC 駒場 ●0-1 なし なし
1 8/31(日) INAC 駒場 △2-2 吉良・泊 なし
4 10/10(金) 湯郷 駒場 ○4-1 猶本・岸川 猶本
6 10/19(日) ベレーザ 駒場 ●1-2 齋藤・田尻・三谷 なし
7 11/1(土) ジェフL 駒場 ○2-1 後藤・栗島 加藤
10 11/24(月祝) 新潟L 駒場 ●0-1 なし なし
※1:ファンサ=ファンサービス
2014年はポスター、下敷き等でも使用されている選手単体の画像を用いた「レディース選手サイン入りポストカード」を選手が試合後に直接配布。先着300名。どの選手かは事前に告知される(変更の可能性はあるが今季はなし)。
※2:POM=「Player of the Match」
浦和レッズレディースがホームゲームで勝利した場合に、最も勝利に貢献した選手1名を、「Player of the Match」として表彰、「Player of the Match」に選ばれた選手には、レディースパートナーのエコ計画の協賛により、薬師温泉旅籠(やくしおんせんはたご)のペア宿泊券が贈呈される。通称「温泉賞」。
(ハピネスプレゼントは記録がなくて掲出できず。)
(6)グッズ販売
4/20
  • 2014レディースユニフォームストラップ(全選手対応)
※2種登録選手は除く
5/11
  • レディース国際親善試合記念Tシャツ
  • レディース国際親善試合記念ペナント
  • レディース国際親善試合記念タオルマフラー
7/26
  • 2014レディースユニフォームキーホルダー(全選手対応)
※ユース所属選手、特別指定選手は除く
8/17
  • 2014レディース下じき
8/30
  • 浦和レッズレディース、2014レプリカユニフォーム1st
10/19
  • 2014レディースミニタオル
11/26
  • 2014レッズレディース優勝記念フォトフレーム
12/20
  • 2014レッズレディース優勝記念ユニフォーム
  • 2014レッズレディース優勝記念Tシャツ
  • 2014レッズレディース優勝記念ニットマフラー
  • 2014レッズレディース優勝記念ストラップ
(7)テレビ埼玉 REDS TV GGR内コーナー 「全力レディース」
放送日 選手名
#1 4/25 加藤千佳
#2 5/16 千葉望愛
#3 5/23 田尻有美
#4 5/30 高畑志帆
#5 6/6 石井咲希
#6 6/13 齊藤あかね
#7 6/20 泊 志穂
#8 6/27 竹内 希
#9 7/4 鈴木里奈
#10 8/1 栗島朱里
#11 8/8 堂園彩乃
#12 8/15 柴田華絵
#13 8/29 吉良知夏
#14 9/12 乗松瑠華
#15 10/10 和田奈央子
#16 10/17 猶本 光
#17 10/31 池田咲紀子
#18 11/7 三谷沙也加
#19 11/7 岸川奈津希
#20 11/14 大滝麻未
#21 11/21 臼井理恵
#22 11/28 後藤三知
2014年からスタートした新コーナー。書くまでもなく「全力坂」のパロディである。#1-#10はレッズランドでのシーズン前の収録、#11以降は同人工芝で夏以降の別の時期に収録した模様。
#14(乗松回)のLOSS TIMEにカメラマンがコケる番外編、#18と#19は同日2回放送。


新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら

Instagramやってます。



投稿者: にっき

短縮形=「⇅」。グラサン長身プロデューサー。よっぱ雷蔵。松本真未子全力応援。好きな言葉=「僕の覚醒している時って、絶対に誰にも負けない」頻発フレーズ=「そーだそーだ!」「バカじゃないの」「ちゃんとして」「今日はこのくらいで勘弁してやる」「今度泣かす」「○○何してる(-д-)」