第23回全日本大学女子サッカー選手権準決勝(西が丘)

今回も三木防で準々決勝まで行って1月の3週目の金曜日に準決勝、日曜日に女子だけで決勝を西が丘で行う進行。今回から3位決定戦も行う。入場無料。手作りの試合展望も相変わらず温かい。利用はしなかったが売店も営業。

第一試合:武蔵丘短大-大阪体育大 11:00キックオフ。

武蔵丘スタメン。

先制は武蔵丘。24分、右からのボールを左から回って入ってきた小川さつきが収めて落とし、星山彩香が左隅にグラウンダーのシュートを決める。短大と4年制の体格差に加えて主審もコンタクトプレーはほとんど取らない傾向もあって大体大が中盤をしだいに支配。

39分に右からの深いクロスボールを入れられて揺さぶられ、左からの折り返しをGK前に三橋眞奈が飛び込んで頭で合わせ同点。すぐにカウンターで左サイドを本多由佳が抜け出したのをしっかり決めて大体大が逆転。

後半からキックに安定さを欠いたGKを武蔵丘は代えたが中盤が機能せず星山も孤立。ロングフィードから松永真実が1対1の局面を作ったが海野華菜がナイスセーブ。81分にゴール前の混戦を本多が蹴りこんで突き放すと再びすぐに代わって入った桑原茜が中央フリーで受けて右足を振り抜き4点目を上げ勝負あり。4-1で大体大の勝利。

武蔵丘がずるずる失点するのにはなぜか既視感があったが、骨太の相手に完敗。大体大はリーグ2位での出場も優勝実績のある実力校がしっかりと仕上げてきた感じ。

第二試合:吉備国際大-日本体育大 14:00キックオフ。

吉備国スタメン。

昨年の優勝校、吉備国はなでしこリーグ2部への降格と入替戦で伊賀に敗れた日体大の対戦。蹴って走り競って拾うという格闘技的な展開。前半終了間際に右CKからできたゴール前混戦を押し込んだのはレッズレディースユース出身の長嶋洸。

後半も同じように単調な流れも、日体大看板の高速2トップの息がぴったり合っていてもう一押しの場面も。吉備国は大柄のFW足立英梨子を78分に入れて打開を図るがチャンスらしいチャンスを作れず結局1-0で日体大の勝利。

800人に達しないくらいの西が丘はちょうどいいが、家にいるつもりにでもなるのかおしゃべりに興ずるおっさん多い。試合中の監督のスタイルはそれぞれではあろうが、一度始まってしまえばタイムアウトのようなルールがなくほぼ全て中(の選手)で解決しなければならないスポーツで練習試合やシーズン途中ならばともかく、何かと関わろうとし過ぎなのではないかと改めて疑問を持つ。そして話飛びまくりだが大体大の歌のレパートリーは関東で聞くものと一味違って面白かった。優勝。

＊＊＊

翌々日の3決は吉備国際大が6-0と大勝。武蔵丘短大は2試合で10失点の決壊。決勝は延長でも決着がつかず初のPK戦へ。日本体育大が4-2で制して2年ぶり16度目の優勝。準優勝の大阪体育大は4年生への依存度が低いので来季更なる成長が見込まれる。

• 第22回全日本大学女子サッカー選手権決勝(西が丘) (2014年1月19日)
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• 第20回全日本大学女子サッカー選手権準決勝 (2012年1月3日)
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旧パス名:
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新時々日記
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