プレビュー
トレーニングマッチ2015年2月15日(日)12:00キックオフ(45分ハーフ)・レッズランド浦和レッズレディース 2-1(前半2-0) AC長野パルセイロ・レディース得点者:6分 岸川奈津希、17分 清家貴子、48分 AC長野【前半メンバー】GK 池田(→15分 平尾)DF 乗松、千葉、鈴木、臼井MF 柴田、藤田、岸川、加藤FW 清家、吉良【後半メンバー】GK 平尾(→60分 田尻)DF 奥本ユース、南ユース、岸川、大戸MF 遠藤ユース、木崎ユース、今井ユース、塩越ユースFW 白木、青木ユース
長野からはメンバーは公表されていないが得点者は#14泊と明記。
6/7 なでしこ2部 ○6-0ノジマステラ GK 1 池ヶ谷夏美 GK 21 林﨑萌維 |
7/18 なでしこ2部 ○3-1日体大 GK 1 池ヶ谷夏美 GK 21 林﨑萌維 |
11/15 皇后杯2回戦 ○6-1静産大磐田ボニータ GK 21 林﨑萌維 GK 1 池ヶ谷夏美 |
- #7坂本の離脱(第19節・9/6)以降は#23牧井がCBに入って、最終ラインは左から#3-#2-#23-#22の並び。
- #6國澤がアンカーで最終ラインに入っての対応もしばしば。
- #9濵垣か#20内山智が左SH。
- #19齊藤は2列目でほぼ中央に位置して前線二人#10横山と#14泊への供給と自ら飛び出すパターンで得点を狙う。#14泊→#24内山朋の交代があるか。
- 9月に加入した#28大宮はダイヤモンド型の右SHというよりは、底に位置したり齊藤の動きをを補完した位置取りの方が印象的。
- 長野は今季2部を開幕ダッシュどころか2巡目までの18節を17勝1分と圧倒して優勝。本田美登里監督就任3年目で11位→4位から優勝して1部昇格を決めた。つまり来季2016シーズンもリーグ戦で戦う相手で、長野からすれば来季への手応えも計るゲーム。
- 皇后杯は2回戦、チャレンジリーグの静産大磐田ボニータ戦から登場。試合間隔が開いたのと地元でのゲームのせいか逆に硬い入りで前半0-0。後半先制するもののすぐ追いつかれる展開だったが、ボニータの脚が止まってくるとリーグ戦で示した破壊力で5点積み上げて6-1での勝ち上がり。
- 浦和のゲームの観戦記はこちら。2015/11/15:皇后杯2回戦 横浜FCシーガルズ戦(南長野)
- 今季浦和から3人の選手が加入。移籍発表時のコメントでは口々に「昇格」を意識しており、その昇格請負人としての期待に見事応えた形。この3人がFW・MF・DFとしてチームの背骨を形成したのは今更指摘するまでもなかろう。
- そして「坂本理保を見守る会」ダイヤモンド会員の私が言うのも何だが、「坂本離脱前」「離脱後」と表現できるその離脱後(=3巡目)の失速の主要因は守備面でその穴を埋められなかったこと。その9試合で年間25失点中18失点を喫したのだから差は歴然。
- 残るはワールドカップかオリンピックでの活躍しか残っていないほど#10横山の存在は大きいが、まずは自力勝負を選択する傾向があり1点取ると周りを使う余裕が出てくるスタイル。両サイドに流れることもあるが遠目でも中央でのプレーを好む。
- 厄介なのは#19齊藤あかねが前を向いて進撃開始した時と広いエリアでの回収能力で、浦和のクリアが浅いなどしっかり奪い取り切らないと二次攻撃に遭ってやられかねない。浦和での起用法がおかしかっただけでこのくらいはもともとできる子。相対する守備にはしれっとファウルででも止められる栗島が最適なのだが。
- 一方、両舷停止状態でサイドはおとなしくスピードもない。逆にサイド攻撃主体の浦和にとってはえぐって中で仕留める得意の形で得点を積み上げたいところ。
- その浦和は前がかりでロストしてカウンターを喰らう脆さはシーガルズ戦でも相変わらずでこのパターンでの失点はあり得るか。特に後半オープンな展開になってもつれると面倒が増す。長野が終始引いて守るような戦術を採るイメージは湧かないが、前半押し込んいるのに外しまくっても同様に面倒。
- 高畑と長船からのロングフィードが質・量ともに上がって前線の吉良や両サイドと合ってきた。この試合もこうしたフィードからチャンスを多く作れるだろう。レッズでの初得点を挙げた白木には再度期待したい。乗松もU-19以後お疲れ気味だが、加入後初得点を決めたいところ。
- 予想スコアは4-2で浦和。横山には1回だけやられたねー、と齊藤の恩返し弾の2失点は覚悟。勝てればいいので希望スコアは今回なしだが、前半で大勢が決しているような展開がおじさんたちの心臓に負担がかからなくて尚可。
- 「縁」(年代別代表は除く)
- 前述の通りレッズ在籍経験者は多いが年数順に。#28大宮玲央奈はさいたまレイニータFCから2005年レッズ傘下に入った浦和レッズジュニアユースレディースに所属。高3の2009年度第13回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会でキャプテンとして優勝を経験。昇格の発表後、通学先の早稲田大へ入部したため履歴は残るが浦女トップチームでのプレー経験はない。ノジマステラを経て今季9月より長野でプレー。岸川・千葉が同期。1個下が池田、#19齊藤あかね。2個下が田尻、加藤。3個下が栗島。4個下が石井、大戸。
- #19齊藤あかねは浦和レッズジュニアユースレディースから高校で常盤木へ。マリーゼ入りも休部になりレッズへ移籍。2011-2014シーズン所属。今季より長野へ。
- #7坂本理保は常盤木で#19齊藤あかねと同期。2011-2014シーズン、レッズに所属。今季より長野へ。
- #14泊志穂は2012-2014シーズン、レッズに所属。今季より長野へ。
- 常盤木学園高出身者は次の通り。
- 早稲田大出身者・在籍者は次の通り。( )なしがア女。
卒業年度 | 長野 | 浦和 |
2008 | 後藤三知 | |
2009 | ||
2010 | 坂本理保、齊藤あかね | |
2011 | 鈴木里奈 | |
2012 | #21林﨑萌維 | |
2013 | ||
2014 | 白木 星 |
卒業年度 | 長野 | 浦和 |
2011 | 臼井理恵、高畑志帆 | |
2012 | (後藤三知) | |
2013 | 大宮玲央奈 | (岸川奈津希)、千葉望愛 |
2014 | (坂本理保)、#15高須咲帆 | |
2015(現4) | (鈴木里奈)、(和田奈央子) | |
2016(現3) | (栗島朱里) | |
2017(現2) | 中村みづき |
- 13番和田真琴は岡山県作陽高で三谷沙也加と同期。三谷は高3時の国体(2013東京)岡山県選抜で1番池ヶ谷夏美と共にプレー。
- 代表関連は厖大な量になるので確認しきれないが例外的に一つだけ記す。長野の本田美登里監督はU-20女子ワールドカップ2012日本時のコーチ。本大会メンバーには池田、和田、藤田、柴田、猶本、加藤と坂本、横山。U-19からの過程では鈴木里奈、齊藤が該当。そういえば、この時の監督のお名前が思い出せないのだが、今どこかで何か、しておられるのだろうか。
- ホーム専用機のような雰囲気だったが「関われおじさん」は藤枝に来られないのだろうか。
- この試合の勝者は同日同会場14時からのベガルタ仙台レディース – 大東文化大戦の勝者と、12月19日14:00KickOff、ユアテックスタジアム仙台で準々決勝として対戦する。中3週のGⅠレース並みのローテーションは予算消化的な代表
お遊び海外遠征のため。しかも「あたしたちユーロ2017予選で忙しいのよね」と開催国のオランダ以外のマッチメイクができなかったんですかね。わが軍はオランダなら行ったし(やや痛い発言)。
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※エントリーの日時は管理上キックオフ予定時刻の24時間前にしていますが、実際はもっと早い時刻に締め切っています。その後知り得た情報によって更新する可能性もあります。
旧パス名:
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新時々日記
https://www.tokidokinikki.net
2012年度以降の浦和レッズレディース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
2013年度以降の浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧はこちら。
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