レッズレディースユース2016年度卒業選手について

【レッズレディースユース】

今年度も卒業にあたって回顧の記事を書く。

上の学年が8人を擁してしかもほぼスタメンのメンバー構成ながら、この学年もスタメンに食い込んで年代別代表選出でも引けをとらない内容だった。

最終年の2016シーズンはオルカ鴨川とのエキシビションゲーム勝利から雪印メグミルクカップ優勝でスタートしたが、関東女子リーグ1部は2位だったものの優勝争いからは早々に脱落していたし、皇后杯関東予選はギリギリの7位通過。ユース選手権埼玉県予選ではマリに、関東ではスフィーダに敗れ、12月の県会長杯も落とすという締まらない流れ。堺はメニーナにPK勝ちして決勝へ進んだがセレッソには完敗しての終幕だった。

長野は通年でトップ帯同、南と長嶋も登録されて出場の機会こそなかったがTMでは名を連ねていた。結果的にこの3人は2017シーズンから昇格することになったが、長野がほぼ不在でかつ年代別代表活動が活発な年にジュニアユースとユースの年齢上の境目を変えたことも相まってチーム編成とその錬成には苦慮した一年間だったのではないか。

では、個々へのコメントを。

☆鈴木佐和子(#1):GK

国体東京都選抜

通例なら1個上に松本真未子のような年代別代表クラスがいるチーム状況ではなかなかチャンスは巡ってこなかっただろうが高1のシーズンと今季は多くの試合経験を積んで着実に成長した。勇気あふれるシュートブロックとチームを鼓舞するコーチングに、プレースキックの精度を加えたい。まずは直近のU-19/U-20の年度別代表選出からか。


☆久保真理子(#3):DF

各学年に不動のCBがいて、なおかつFWや右サイドでなかなか結果が出なかった長嶋玲奈がコンバートされ、さらに国体にもあと一歩、などなど厳しい状況下をくぐり抜けて最後の大会の堺では落ち着いたパフォーマンスを発揮するところまで成長した。CKでのヘディングによる得点も武器の一つ。もう一列前もできるはず。もしかすると先々指導者としても大成するかもしれない。


☆南 萌華(#5):DF

U-20日本女子代表 国体埼玉県選抜 2016シーズントップチーム登録 昇格

浦女ユース、不動のCB。秋以降の離脱に何度南不在を嘆いたことか。DF間のボール回しでリズムを作ってスタートする基点。セットプレー時の得点力も高い。チームとしてはあまり機会は多くなかったが正確なロングフィードを出す力もある。高3時になでしこリーグでの出場機会を持たせて鍛えたかったが、スピード面は問題なかろう。もう一度チャンスが巡ってくるであろうU-19/20代表活動も楽しみ。


☆長野風花(#10):MF

U-16日本女子代表~ 2014~2016シーズントップチーム登録 昇格

高3の最後のシーズンはトップチームで結果を徐々に出し始め、準優勝で終わったもののU-17女子W杯での大会MVPとさらに飛躍した一年だったはず。浦和駒場でなでしこリーグ公式戦後に関東女子リーグ1部公式戦が組まれるムチャ振りに代表される過労死システムには傍目からハラハラしたが大過なく乗り切った。俯瞰からの試合の流れを読む能力を活かすためにはフル出場が望ましい。昇格と呼ぶのにはすでに違和感があるのだが、ゆえにトップチームでのスタメン確立はそう遠くないだろう。


☆金勝里央(#17):DF

U-16日本女子代表~ 国体埼玉県選抜

正確な時期までは特定できないのだが、高1のある時を境に敏捷性が急速に上昇してそれまでの縦突進一本のスタイルからフィールドの中へ、さらに守備へと走りきれるようになってプレーの幅が拡がると年代別代表に招集された。4-1-4-1の左インサイドハーフでチャンスを演出しつつ自らもゴールを狙うチームのダイナモ。合わせて左サイドバック、サイドアタッカーでも戦い慣れた位置なので次のチームでも最初から活躍するだろう。


☆長嶋玲奈(#19):DF

U-18日本女子代表候補 国体埼玉県選抜 2016シーズントップチーム登録 昇格

トップ、右サイドハーフを経てセンターバックでついに潜在能力が開花。最終年は4-1-4-1のアンカーに定着、その名の通りまるで女王のような存在感で一気に昇格を果たした。広い面をカバーしてのボール奪取能力と正確なロングフィードが武器。なお、声は聞いた記憶が無い。


※今季もSさん作成の横断幕が素晴らし過ぎたので流用させていただいた。多謝。

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投稿者: にっき

短縮形=「⇅」。グラサン長身プロデューサー。よっぱ雷蔵。松本真未子全力応援。好きな言葉=「僕の覚醒している時って、絶対に誰にも負けない」頻発フレーズ=「そーだそーだ!」「バカじゃないの」「ちゃんとして」「今日はこのくらいで勘弁してやる」「今度泣かす」「○○何してる(-д-)」