なでしこリーグ2017シーズン(5) 年間回顧




なでしこリーグ2017シーズン(5) 年間回顧

なでしこリーグ開幕前の3月に展望記事を以下の通り、

展望:なでしこリーグ2017シーズン(1) スケジュール
展望:なでしこリーグ2017シーズン(2) 1部チーム動静
展望:なでしこリーグ2017シーズン(3) 1部・2部順位予想他

8月に

なでしこリーグ2017シーズン(4) 前半戦回顧と後半戦展望

を書いたが、一応の年間回顧を言うまでもなく自画自賛言い訳まみれで書いてみる。

○1部
・2017プレナスなでしこリーグ1部
優勝は浦和。ショートカウンターで活路を開く。近年3位以下が無い日テレが2位。AC長野が3位。ここまでは団子状態。4位から6位の中位はI神戸、新潟L、マイナビ。7位はかろうじて伊賀FCでノジマが8位。入替戦の9位がジェフL、10位はちふれ。
予想 順位 結果
浦和 1 日テレ 47 +31
日テレ 2 I神戸 39 +19
AC長野 3 浦和 32 +15
I神戸 4 マイナビ 30 -2
新潟L 5 新潟L 25 -3
マイナビ 6 AC長野 23 +7
伊賀FC 7 ジェフL 22 -9
ノジマ 8 ノジマ 14 -15
ジェフL 9 ちふれ 14 -27
ちふれ 10 伊賀FC 9 -16

予想的には浦和の位置はまあともかく(同じ出だし)、堅いと思ったちふれが直接対決を制して9位に浮上して伊賀FCが自動降格の最下位が一番意外な結果。でも入替戦でちふれも降格したからまあ当たったか(呵責全くなし)。18試合のリーグ戦では前半で特に中位はほぼ決まってしまったのだった。

以下、チームごとのコメント。但しすでに発表になっている退団・加入内定の情報には触れない。チーム名の後の( )内は順に、リーグ勝ち点、同得失点差、リーグカップ順位(GL=グループリーグの意)、皇后杯順位。

  • 1位:日テレ(47、+31、準決勝敗退、優勝)

    ベレーザ自体は変わらないのに周りが勝手に足踏み状態の結果、リーグと皇后杯の二冠。課題はけが人と代表活動だけだったが、前者は何とかやり過ごしたものの、代表活動の影響はリーグカップでジェフに負けたのと、準決勝で浦和にPK負けに出てしまった。その反動なのか12月のE-1では故障を理由に早目に離脱させたと取られてもおかしくない防衛策は揶揄されても致し方なし。

 

  • 2位:I神戸(39、+19、準決勝敗退、3回戦敗退)

    ついにタイトルなしのシーズンだが、中間で指摘したように代謝が進まなかったのが大きいだろう。タイトルといえば選考基準が明かされない「新人賞」は2年連続受賞となったが、常勝時を知る現中堅がスタメンも危うく代表にも呼ばれずの頭打ちで中島に負担がかかるばかり。ただここは選手よりは影響力絶大のオーナーがどこまで危機感を持って手を打つかによるものの有名校ブランド志向が強いのが難点。

 

  • 3位:浦和(32、+15、準優勝、ベスト4)

    石原体制初年度で少しは自信を取り戻した1年だったが、開幕前後にはあった彩りある内容が時間と共に萎れていくのを見守るのは結構苦痛だったし、来季以降の伸びしろがすっかり見えなくなった。単にコンディショニングの問題なら修正できそうだが、戦術の引き出しや意外性を求めては酷ですかね。代表へはU-19を含めて多数選出されたが長野と池田以外はこれまた何だかな、と。なお今季初登場の使い方不明スタンプは値引きしても売れ残った(はず)。

 

  • 4位:マイナビ(30、-2、GL3位、ベスト8)

    企業名冠がついたら成績頭打ちってもう1チームあったような気がするけれど、早々に監督留任発表も似ていたし。しばらく前のリーグ事務局は外国人選手導入に積極的であった気がしたが、成績に結びつかない事例をまた積み上げただけだったか。シーズン中に退団者が出る持病は要早期治療。

 

  • 5位:新潟L(25、-3、GL最下位、ベスト8)

    中間時8位からはよく押し上げたが、これは秋から調子を上げるいつものパターン。そろそろ代謝を進める時期に差しかかったが、監督の交代サイクルはまるで金融機関並みに早い。

 

  • 6位:AC長野(23、+7、GL3位、ベスト8)

    中間で指摘した横山不在時の得点力を解消できず勝ち点の積み上げに乏しく位置を下げた。一巡感は否めず来季本田体制6年目にもう一段階の進展があるかどうか。

 

  • 7位:ジェフL(22、-9、優勝、ベスト4)

    得点は伊賀FCと同じ14点。菅澤抜いといてと言われるかもだが課題の火力補充が鍵。

 

  • 8位:ノジマ(14、-15、GL4位、準優勝)

    皇后杯は準優勝までたどり着いたが、最後ちふれに追い詰められていたリーグ戦の結果をどう受けてどう手を打つか。大学体育会出身者が多い現況に下部組織ドゥーエ出身からの昇格でバランスが取れるようになるまでのあと数年をどう舵取りするか。

 

  • 9位(2部降格):ちふれ(14、-27、GL4位、3回戦敗退)

    川越5,000人プロジェクト未達という最後のネタ供給を心に刻んで、僕は次の言葉を贈って清々しく見送りたいと思う。いつまでもあると思うなサポと金。

 

  • 10位(2部降格):伊賀FC(9、-16、GL最下位、3回戦敗退)

    こちらはこちらで、「スタバのない町と九州で女子サッカーチーム運営はキツい」という推論の事例をまた積み上げてしまった。だからといって鴨川を称揚する気は毛頭ないが、ホームタウン、ひいてはホームゲームでの熱が感じられなかったのも事実。



○2部
・2017プレナスなでしこリーグ2部
降格2チームがともに大量退団&新監督ではほぼ別のチームなので、昨2016シーズン3位のC大阪堺と8位ながら代表選手を擁しカップ戦優勝のAハリマを上位に予想する。力ではF日体大だが勝負に甘く3位まで。湯郷ベル4位、愛媛L5位、オルカ6位、ニッパツ7位、S世田谷8位まで団子状態。吉備国大とコノミヤで残留争い。
予想 順位 結果
C大阪堺 1 F日体大 42 +31
ハリマ 2 C大阪堺 41 +32
F日体大 3 愛媛L 29 +12
湯郷ベル 4 オルカ 28 +9
愛媛L 5 ニッパツ 24 -2
オルカ 6 S世田谷 23 +3
ニッパツ 7 ハリマ 23 -9
S世田谷 8 湯郷ベル 19 -13
吉備国大 9 吉備国大 18 -16
コノミヤ 10 コノミヤ 3 -47

中間後C大阪堺が直接対決を制して首位に立ったがF日体大が再逆転してそのままゴール。2位のC大阪堺は入替戦でちふれを完封して1部昇格。以下「団子状態」もニッパツが監督交代ブースターで5位まで押し上げた。湯郷ベルはその団子状態にすら食い込めず9位の時間も長かったがなんとか踏みとどまり、吉備国大が9位から入替戦でチャレンジリーグ降格。そしてコノミヤは自動降格。

○チャレンジリーグ
さすがにバニーズが勝ち上がるような気がするが昨季の順位決定戦が案外過ぎたので、大和Sとアンジュ、静産磐田ボニータまで差は無いか。
  • 順位決定戦は静産磐田ボニータが完勝して自動昇格、夏を越えた大学チームは成長するのか。本命バニーズは2位だったが入替戦で勝って何とか昇格でこちらは西高東低の結果。しかし負かしたチームは吉備国大なので、夏を越えた大学チーム云々はやっぱなし(笑)。公認後援会とモメたアンクラスが退会宣言して空いた席にはC大阪堺ガールズが座ることになった。クラブチームが中学生に勝てない、どころか決定戦に出場すらしてこないチームはいったいどうしちゃったんでしょうね。

 

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投稿者: にっき

短縮形=「⇅」。グラサン長身プロデューサー。よっぱ雷蔵。松本真未子全力応援。好きな言葉=「僕の覚醒している時って、絶対に誰にも負けない」頻発フレーズ=「そーだそーだ!」「バカじゃないの」「ちゃんとして」「今日はこのくらいで勘弁してやる」「今度泣かす」「○○何してる(-д-)」