レッズレディースユース2017年度卒業選手について





【レッズレディースユース】

今年度も恒例の卒業にあたって回顧の記事を書く。

後半の3年間は栗島・上野以来の一学年2人の状態。上の3学年はそれぞれ厚みがあって特長のある選手が多かったが、それでも小嶋星良、高橋はなの2人は年代別代表招集も含めて早くからユースチームへ帯同していた。集合時間よりもかなり早いらしい試合会場到着で、ちょこんと二人並んでスタンドの端っこに座っていたのを今でも思い出す。

最終年の2017シーズンはこの年から始まった「埼玉国際サッカーフェスティバル2017」でOGもいる十文字高に0-4の惨敗を喫して、翌日の通常練習のレッズランドを凍らせる笑えないスタート。主戦場の関東女子1部は筑波大と神奈川大に連勝したが関東学園大戦でつまづくと、徐々に得点パターンにおけるバリエーション不足が露わに。攻撃陣主軸の不調に左右されて自身の流れに持ち込めないまま無得点パターンの典型例が皇后杯関東予選緒戦に出てしまい、0-0からPK戦で落とし皇后杯は本戦出場ならず。秋以降もその体質は改善されず、関東U-18、そして全日本U-18でも日テレ・メニーナには歯が立たず。

人数カツカツの状態もあって、中3の島田、井戸、大西、島崎、福田莉、GK福田史に中2の丹野を飛び級起用しながら、高1・高2の成長(及び反発)力を促す一年だったが、前者は個々の成長に加えてU-15選手権王者奪還にアカデミーカップ連覇の成果をジュニアユースチームでもたらしたが、後者は厳しいかもしれないが局面局面での活躍はあっても安定的な評価はもう少し待ってという現時点である。



では、個々へのコメントを。

☆小嶋星良(#14):FW

星良=セイラ → ラーセー → ラーの呼称の変遷同様に、レディースユースでは両サイドバック、両サイドハーフ、そして1トップを歴任したがいずれも苦闘しながらもしっかりと能力を表現することができた攻撃のオールラウンダー。最終年の高3時はチーム事情で大学生や社会人のガツガツCBを背負って耐える泥臭い役割をこなす時間が長かったが、サイドバックコンバートのお試しを行った下山監督の見立てにも沿うならばある程度前方に(いわゆるアタッキングサード分の)距離・スペースがある局面で自ら運んでシュートまで持ち込むプレーが今の彼女が現せる最大の魅力だろう。

とはいえ金勝(現・武蔵丘短大)との狭いエリアでの高速ワンツーでの抜け出しも得意にしていたから、どのポジションから来るにしてもペナルティアーク周辺が仕事場としてはベスト。それでもサイドバックでの出場でも、サイドチェンジのロングボールを足元でもらってからの場面でどれだけ得点に結びつけることができるか。

2018シーズンはレッズレディースに昇格して、2部のオルカ鴨川に期限付き移籍をする。高卒初年度でなでしこ1部がいろいろとキツくなった昨今、今回の取り組みはいろいろな面で注目を集めることになるだろう。初手から無理はせずカップ戦あたりから出場機会をしっかりと捉えて結果を出してもらえればいいが。

 

 

☆高橋はな(#4):DF

ユース出身者では過去最高の南萌華をも超えているかもしれない身体能力の持ち主。チーム事情も相まって最後はセンターバックだが、基本どこやっても元気一杯のパフォーマンスを発揮する。ユース時代の最も印象的なゴールシーンはメニーナを沈めた伊勢崎・あづまスタジアムでの皇后杯関東予選での得点だろうが、関東女子リーグの駒場での試合(いつの何戦だったかな)で、ハーフウェーライン左で受けてから一人で持ち込んで一人決めたゴールも忘れられない。高2、高3シーズンにトップチームの事情がなんだかなという状態で、登録していてもカップ戦ですら出場の機会が回ってこなかったのはなんとも残念かつ損失だったが、2018シーズンはU-20ワールドカップを意識しながら、トップチームのメンバーとしてのチャレンジが始まる。静かな子かなと思っていたが、キャプテンマークを巻いたら、ゲーム中に最も声を出しているのははなだった。

しばらくしたらヨーロッパのクラブでのプレーを選択する時も来るだろう。それもまたよし。

 

浦和レッズレディースユース 試合結果・観戦記一覧


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投稿者: にっき

短縮形=「⇅」。グラサン長身プロデューサー。よっぱ雷蔵。松本真未子全力応援。好きな言葉=「僕の覚醒している時って、絶対に誰にも負けない」頻発フレーズ=「そーだそーだ!」「バカじゃないの」「ちゃんとして」「今日はこのくらいで勘弁してやる」「今度泣かす」「○○何してる(-д-)」