行きがかりで本年再びの香港と三度目の台湾へ。
○5日目(2025/6/6金:嘉義→阿里山→嘉義)
阿里山森林鐵路(鉄道)に乗る。
昨夜の雨が嘘のように晴れる。そして部屋には直射日光が差し込んで暑い。
嘉義駅へ。阿里山森林鐵路(以下、林鉄)の窓口は駅舎の向かって左手。
ネット経由で予約決済したチケットは昨日のうちに受け取っておいた。600TWD。合わせて阿里山国家森林遊楽区入場料として150TWD徴収される。
台鉄の改札はQRコード読み取りによる自動改札だが、林鉄乗客はチケットを見せて通るだけ。
10分前に入線。客車は4両。
指定された座席は4号車21番。ネットで予約した際に示された座席表は下図の真ん中の「2.3.4車」だった記憶があるのだが、実際は右の「5車」だった。そのせいなのかどうなのかは分からないが25と29には終始乗客がいなかった。なお、下方向が阿里山方向で先頭は4号車。
嘉義10:00(阿里山林業鉄道/阿里山號5車次)→12:16奮起湖13:21→二萬平→14:56阿里山
まるで細い路地の感覚で市街地を通り抜け、竹崎駅を過ぎると徐々に登りを感じる風景に。
昼食休憩的に奮起湖には1時間停車。
まずは車庫を見学。
いわゆる老街が形成されていてそのうちの一軒で黒胡椒排骨弁当。120TWDだった記憶。観光地価格。
あいにく雨が降り出したので駅へ戻る。
定刻で発車。意外だったのは奮起湖で降りた客とさらにその席へ乗ってくる客がいたこと(4号車だけの事象かもしれないが)。
二萬平でもそこそこの停車時間が取ってあったので、乗客は外へ出て撮影タイム。
阿里山には定刻着。
ほぼすべての客は宿泊すると思われるが、すぐバスで下山する。下調べ不足でバス停の位置が分からず何度か聞いてしまったが、駅舎を背にして左手方向へ進めば見えてくる。
阿里山轉運站15:40(台湾好行7322阿里山線B線)→18:10臺鐵嘉義站
251TWD、悠遊卡で払う。20分くらい早着した。
中腹のあたりからお茶を扱う店が相当数あった。また途中の停留所でポツポツと降りる客がいたのは意外。
***
<参考1>雄獅旅遊/Lion Travelのチャーター列車
林鉄運行の列車は嘉義発9:00と10:00の2本、阿里山まで行くのは10:00発だけでこれに乗ったわけだが、Lion Travel社のチャーター列車がちょうどその中間の9:30に発車して行った。
勘違いして近寄って行き撮影(笑)。嘉義駅に「3」と「4」の目印を持った人の周りにいたグループが乗り込んでいった。3号車と4号車に納まっていたが、1号車2号車は不明(空で発車して行った)。座席に注目。
当然だが奮起湖には先着していた。
<参考2>嘉義・阿里山間のバス
台湾好行で検索すればヒットする。嘉義駅にも掲示があった通り、ファミリーマートのファミポートを操作して購入する。
閑散期で大丈夫だろうと高を括って買わないで行って別に問題なかったが、観察していると数名が持っていた。出発時は先に乗車する形を取っていた。
***
幸い今夜は雨の心配が無いようなので、文化路観光夜市の方向へ。
看板を見て、ああそういえば食べてないな、と思い出し阿林老牌蚵仔煎に入る。蚵仔煎と魯肉飯と燙青菜。
酒類を供する気配が無かったので、夜市へ戻り鶏と滷味(ルーウェイ)。後者は前回の経験から肉と野菜を入れてみることにする。
豚肉ともやし(ショーケース右奥のビニール袋に入った状態)など、これで100TWD。
阿里山からの下りの時刻に保証が無いので、結果的には他の街への移動から宿泊も可能だったが、このくらいの地方都市の大きさの方が楽なことが多いとも感じた。
6日目へ続く。
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新時々日記
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