2014/9/7:日テレ・ベレーザ戦(西が丘)

プレナスなでしこリーグエキサイティングシリーズ上位リーグ第2節。レッズレディース、アウェイ西が丘で日テレ・ベレーザ戦。
午前中雨が降っていたが浦和を出る時からもう止んでいた。


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旗竿さん(仮称)に浦女の大旗を試しに振らせてもらう。風のないコンディションなので上げるのは軽いが、やはり下ろしてくる時に多少のテクニックというかコツが必要でそれを怠ると旗が旗竿に絡まってしまってカッコ悪くなる(=ちょっとしたゲームオーバー感)ということが分かった。書くと当たり前すぎるのだが、8の字を描くのでもないしうまく言語化できないけれど。見栄えという点は左右と合わせたり90度よりはもう少し引くのだそうだ。それで体が反るのでギックリー(謎)の潜在的な原因になってるんじゃないかなあ。
と、ゴール裏で遊んだ割りには大変申し訳ないのだが、ここ味の素フィールド西が丘、浦和側のゴール裏からでは奥のエンドライン周辺が見づらいので、メイン側のS席(前売1,500円+発券手数料108円)に座る。
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レッズのスタメンは次の通り。
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前節からは左SBを臼井から和田へスイッチ。その臼井もリザーブ入りで、その他のメンバーには変わりなし。
対する日テレ・ベレーザ。
GK 1 曽山加奈子
DF 2 清水梨紗
DF 22 岩清水 梓
DF 18 木下 栞
DF 6 有吉佐織
MF 10 原 菜摘子
MF 20 阪口夢穂
MF 17 隅田 凜
MF 14 長谷川 唯
MF 11 籾木結花
FW 9 田中美南
前節新潟戦から変わりなく、スカイ・ブルーFCから復帰の木龍七瀬がベンチ入り。
16:30開場。BGMが流れたりずい分止まってたり。ビールにチューハイいかがですか。MJBさんは誰のレプユニ買ったのか着て来て下さいな。まさかサイン&保存用ですか。
試合開始直前に前に座っていた男がビデオ撮影を敢行し、後半途中に運営に注意されてカメラを引っ込めたのでナイスと褒めたいところだが、単に小さなカメラに変えただけで撮影を続けたので褒めない。
「La NISHIGAOKA」という手書きの横断幕が貼られていて、Gが不鮮明でかつAOKAが緑色だったのだがそもそも意味がよく分からないので見ちゃダメってやつかと思って写真も撮らなかったのは後悔先に立たず。
またしても副審は2名とも男性。なでしこTVでストリーミングあり。18:00キックオフ。

序盤からレッズのペース。開始早々に右で受けた柴田のミドルがバー直撃。ここ数試合、オーバーペースでの入りが気になっていたが、それよりも更にと疑わせたほど。ただ落ち着いてくると両SBは上がりを控えて、FWとMF全6人の選手がポジションにこだわらないで活動エリアを拡げて、あわせて活動量も増やしていると見えてくる。特に加藤と柴田の両サイドMFが中へ絞って中央でプレーする場面が目立ち、むしろサイドライン際で張って待つことはほぼなくなった。
実を結んだのは21分。左サイド中盤に押し上げた和田が中央へフィード、柴田が落として岸川がミドルシュート。浮いていたせいかしっかりとミートはしておらずアウトサイドにかかったが、振り切っていたのと気持ちもこもっていたであろう弾道で枠右上に決まって先制点。
さらに23分、自陣エンドライン際で堂園がクリアしたボールをセンターライン手前で後藤→吉良→→後藤→内側の猶本→さらに左前の加藤とつないで鮮やかなミドルシュート。これはおそらく今季ここまででの最も会心のゴールであろう。
吉田監督が「もう一点とれ!」と叫んだ通り、32分に右サイドからつないだボールを序盤の柴田のシュート位置に近いところで受けた吉良が打つと同じようにバーに当たってはね返ったが詰めていた猶本が左足の押さえの効いたシュートで蹴りこんで3点目。
この後吉良のシュートが右ポスト直撃や抜け出したがGKに止められた場面があり、さらにベレーザの時間帯があってCKからのシュートがポストに当たったが、前半は0-3でレッズリード。
後半はスローダウン、ベレーザは木龍を投入、何度もゴールに迫られたが多少フィニッシュの精度の悪さにも助けられてなんとか跳ね返した。最後5分に坂本を左サイドバック(その時点で和田→臼井)と高畑の間に入れて5バックで締めて無失点で試合終了。
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ワンタッチプレーの多用による前へ前へという意識づけとペナルティエリア外でもどんどんシュートを撃つ積極性が勝因。CKが一本もなかったのはシュートで終えているのの一つの現われだと思われる。さすがに90分通してこの戦い方はできないかもしれないが、現有戦力のポテンシャルを一つ引き出した内容だった。加藤の復調は大きい。残るは柴田のゴール感覚。

プレナスなでしこリーグ2014エキサイティングシリーズ第2節
2014年9月7日(日) 18時キックオフ・味の素フィールド西が丘
日テレ・ベレーザ 0-3(前半0-3) 浦和レッズレディース
得点者 21分 岸川奈津希、23分 加藤千佳、32分 猶本 光
GK 平尾
DF 堂園、乗松、高畑、和田(→77分 臼井)
MF 柴田、猶本、岸川、加藤(→74分 清家)
FW 吉良(→85分 坂本)、後藤
SUB 池田、長野、齊藤、大滝

入場者数:1,270人

やりくりの大変なところ、浦和戦は地理的に近い西が丘を取ってもらうことが多いのに贅沢を言ってはいけませんが、18:00キックオフが埼スタでのヤマザキナビスコカップと丸カブリで天候不順とサザエさんが重なるとちょっと寂しい客の入りであった。
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なでしこリーグはアジア大会で1ヶ月中断。代表に選ばれた3人が改めてゴール裏で挨拶。U-23合宿も同時に行われて数名参加する。
***
エキサイティングシリーズ第2節の結果は次の通り。
湯郷ベル 1-1 新潟L
I神戸 3-4 ジェフL
日テレ 0-3 浦和 
湯郷ベル-新潟L戦は雷雨のため土曜日から日曜日へと変更。これ、変更不可系の当日帰る手配だったら損害ありそうだな。川澄が復帰したI神戸はテレビ中継が御用放送局BSフジであったので見ていたが、後半1点差に追い上げてATにペナルティエリア内で間接FKを得る。どうするかと思っているとキックフェイクで櫻本を釣り出して2枚目の警告で退場に追いやったが入らず。勝ったジェフLが順位を上げた。
順位 チーム名(※1)
1 湯郷ベル(6) 10 2 1 1 0 4 2 +2
2 浦和(4) 8 2 1 1 0 5 2 3
3 日テレ(5) 6 2 0 1 1 1 4 -3
4 新潟L(3) 5 2 0 2 0 2 2 0
5 ジェフL(1) 4 2 1 0 1 5 6 -1
6 I神戸(2) 3 2 0 1 1 5 6 -1

※1=レギュラーシリーズ順位による移行分

ベガルタ 4-0 伊賀FC
AS埼玉 3-0 吉備国大

順位 チーム名(※2)
1 ベガルタ(8) 14 2 2 0 0 8 0 +8
2 AS埼玉(6) 12 2 2 0 0 5 1 +4
3 伊賀FC(5) 5 2 0 0 2 1 6 -5
4 吉備国大(0) 0 2 0 0 2 0 7 -7

※2=レギュラーシリーズ勝ち点からの換算移行分(1/3、小数点以下四捨五入)

旧パス名:

新時々日記
http://www.tokidokinikki.net
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投稿者: にっき

全部浦和が悪い。全競馬場・競輪場踏破目指して時々旅打ち。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。基本は乗り鉄。関本玲花おじさん見習◇。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。