【展望】2015/5/2:伊賀FCくノ一戦(上野)

プレビュー

2015プレナスなでしこリーグ1部 レギュラーシリーズ 第6節
2015/05/02 13:00 キックオフ 上野運動公園競技場(三重県)
伊賀フットボールクラブくノ一 vs 浦和レッドダイヤモンズレディース


1.前節の結果と直近の対戦

  • 浦和 2-2 ベガルタ 4/26日 浦和駒場 観戦記
前半押し気味に入ったのものの決めきれず20分過ぎに立て続けに失点。後半ようやく追いついて引き分け。

前半0-0で折り返すも菅澤、深澤に立て続けに決められて突き放された。

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直近の公式戦での対戦は第36回皇后杯準々決勝 2014年12月21日 香川県立丸亀競技場
  • 浦和 2-0 伊賀FC
前半終了間際に齊藤の右サイド突破からの折り返しのこぼれを柴田が得点。76分の岸川のゴールで突き放して完封。
2014年リーグ戦2回の対戦は2勝で3-0、2-0と失点すらない。
2.スタメン予想

前節ベガルタ戦は大幅に変更。右SBに特別指定の北川を入れて、猶本の離脱に柴田をボランチに据え、加藤もなぜか離脱したのでその代わりには吉良。よってFW登録者4人全員登場。交代は白木(→55分 長野)で清家をトップへ、栗島(→78分 臼井)の2人のみ。その他リザーブで入っていたのは池田、石井、鈴木、千葉、和田で、和田はMF表示だった。
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ベガルタ戦にかける意気込みからFWを並べた超攻撃型と評するのか、離脱&リハビリ中で台所がカツカツと見るのか、どちらかといえば後者の厳しい事情の方が腑に落ちるが試合での登録しか情報がないので話はここまで。
清家の右SHは2月のなでしこ交流戦から試していて、蹴りこむスペースと清家自身が加速するために距離が取れるメリットは認めるが今までのところ攻撃力半減とその守備力からすれば公式戦で試すのはもう疑問。しかしながら、このポジションの経験者が今季こぞって退団(齊藤、泊、中村)していて何だかな。猶本が復帰できず柴田が引き続きボランチへ回るようならば唯一の経験者・栗島か、ユースから昨季2種登録の実績もある高3の塩越柚歩が候補だが後者はアナウンスなし。この右SHのポジションが解決するなら白木・清家の2トップ希望。
一応なでしこリーグ試合日の前日(土曜日)に関東女子リーグの試合が行われると観戦記のアップを自重(やや誇張)していたのだが、長野を後半早々に使ったのでもういいですね。その長野は試合翌日の4/27から30まで静岡県内で元気にU-16日本女子代表合宿。伊賀FC戦も元気にスタメンなら柴田が右SHで上記の課題も解消する。
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一方、伊賀FCの前節は次の通り。
GK 16 澤田法味
DF 13 宮迫たまみ
DF 3 大橋実生
DF 2 畑中美友香
DF 19 下條 彩
MF 6 那須麻衣子
MF 8 松長朋恵 58分↓
MF 20 鈴木薫子 HT↓
MF 17 杉田亜未
MF 5 松長佳恵 78分↓
FW 18 櫨 まどか
GK 21 井指 楓
DF 4 道倉宏子
DF 23 清水あかね
MF 7 乃一 綾 58分↑
FW 9 園村奈菜 HT↑
FW 14 ダグラス・グロリア 78分↑
GKは澤田か井指か、DFラインはスフィーダ世田谷から移籍の下條が定着するか。那須と杉田の中盤は変わらず。
3.試合のポイント

  • レギュラーシリーズ前半の山場、9日間で3試合。5/2伊賀(6位)→5/6湯郷(8位)→5/10日テレ(2位)でアウェイ3連発とか書くと鴻巣市民に怒られるかな。
  • 前節ホームで2-2。1勝1分け3敗の浦和は依然7位。伊賀FCも同じく3敗も開幕戦で新潟Lに競り勝ち大阪高槻も下して2勝で勝ち点6の6位。
  • というわけで、伊賀FCと湯郷に連勝しないと前半下位リーグ圏内(7位以下)ほぼ決定である。サッカーの試合が抱える不安定さと第三者と第四者間の結果にも影響受けるから決定は言い過ぎかもしれないが、事実そうなのだから受け入れて臨むしかない。ポジティブ・ネガティブのレッテル貼りは「応援では勝ってた」同様に常々現実逃避だと思うのだけれど、実際脆いです今季の浦和。貼るなら”Fragile”ではないか。
  • 浦和は危惧していた「劣勢で点を取りに行く起用」が発動したものの結果としてイメージ薄かった2点取れた。前半に3回バーに当てた吉良だが右SHに出すよりも左SHの方がシュート力が活かせるのか。北川は早目にクロスを入れることもできるので、柴田・岸川が押し上げて受けたい。
  • 伊賀FCは開幕前の「忍びの里トーナメント」でI神戸に勝ち、開幕戦も勝って今季好調かと思われたが5試合で3得点が低迷の象徴か。期限付き移籍で受け入れたアメリカ人選手2人も本格稼動していない。(1人はツイッターで捻挫の自撮りを見た記憶が)
  • 「1失点がデフォルトの現況から」が2失点。予想スコアは難しいが相性の良さに希望フレーバーをちりばめると2-1か3-1で浦和の勝ち。希望は無失点での勝利。
  • 伊賀FCの清原万里江はTASAKI休部により一度引退して母校の神村学園で社会科教諭・サッカー部コーチを務めており(2009年-2010年)、吉良と柴田は教え子に当たる。鈴木薫子と大滝麻未は小・中の同級生で港FC→横須賀シーガルズ、さらにユニバーシアード女子代表でチームメイト。(参照:湘南ジャーナル記事)
  • くノんちゃんかわええ。
4.その他リンク
マッチトピックス (アウェイ戦で無し)
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投稿者: にっき

全部浦和が悪い。全競馬場・競輪場踏破目指して時々旅打ち。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。基本は乗り鉄。関本玲花おじさん見習◇。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。