旅行記2020:東海乗りつぶし(2日目)





東海(静岡・愛知・三重・岐阜)乗りつぶし旅行記。

○2日目(2020/7/24金祝:名古屋→津)

祝日はスポーツの日。そのせいではないがこの日は駅間での徒歩移動が多い。相変わらずの梅雨空だったが何とか傘を差さずに済ませることができた。

東海道新幹線の大阪方面後方の車両に乗って名古屋駅停車中に左手にあるホテル群と書けばイメージが伝わるだろうか、その一角に泊まったのですぐにあおなみ線の改札である。早目と思いつつホームに上がったところ列車接近のアナウンスがあったが貨物列車の通過だった。

名古屋6:00(名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」)→6:24金城ふ頭

始発は5:30でこれが2本目。名古屋競馬旅打ちで来た2017年10月以来で未乗区間は名古屋競馬場前~金城ふ頭。自分の場合は競馬場へのアクセスで使う路線でその先を残すことが多いかもしれない。

高架を淡々と進み変化に乏しいが、最後の一区間は景色が開けてダイナミックな印象を受けた。360円。JR東海 リニア・鉄道館が気になった。

金城ふ頭6:30(「あおなみ線」/名古屋行)→6:46荒子

乗ってきた列車で折り返すが途中の荒子で降りて、市営地下鉄の高畑駅を目指す。270円。

一本道なので迷うことはなかったが、感覚的にはもっと近い感じがしていたので少し焦った。約10分の朝の散歩。

高畑7:01(名古屋市交通局東山線)→7:41藤が丘

24時間券を購入したのは昨日の16時過ぎだったのでまだ有効である。未乗区間は高畑から名古屋まで。東山線をこの日に残したのはその後の接続路線のこともあるが一社を出たところから藤が丘までが地上区間であるため。

藤が丘駅には特に下調べをしないまま来たので「リニモ」のサインに従って進むと改札・ホームが地下だったのでやや驚いた。金沢八景のシーサイドラインのイメージだったのだが。

藤が丘7:47(愛知高速交通東部丘陵線「リニモ」)→8:04八草

多摩モノレールに似た丘陵地帯を進む路線。意外と人が乗っていた。380円。

意外と乗り換え客がいたのだが、高蔵寺方面は自分一人で他の全員が岡崎方面へ。

八草8:17(愛知環状鉄道/高蔵寺行)→8:27瀬戸市

すでに完乗済の愛知環状鉄道で3駅移動する。280円。

新瀬戸8:33(名鉄瀬戸線)→8:37尾張瀬戸

もうお馴染みの駅名が違っても目の前シリーズ。ここも名古屋中心部方面への客ばかり。170円。

尾張瀬戸8:47(名鉄瀬戸線)→9:23栄町

線路と隣接する建物との距離感が近くて西武新宿線に似た雰囲気。460円。

栄9:27(名古屋市交通局東山線/高畑行)→9:32名古屋

この旅で2度目の栄→名古屋。ホームに着いたら列車が入線してきた。

下見の甲斐あって迷わず名鉄のホームにたどり着いたが、余裕をもって9:50発に乗るつもりでいたのだけれど、一本前の普通津屋行が発車するところで惜しかった。後から調べると急行に乗れば須ケ口で捕まえられたようだ。むむむ。

名鉄名古屋9:50(名鉄名古屋本線・津島線・尾西線)→10:22津屋

6000系のこのセミクロスシート仕様が少し狭いけれど好き。

津屋10:31(名鉄尾西線)→10:36弥富

プランニングの際に書き写しに誤りがあったのか弥富到着時刻が思っていたより遅く、弥富駅でJRへ1分乗り換えのつもりでいたのがすでに出発済。次のJRでは先の接続に間に合わないので、近鉄へ転進する。名鉄名古屋→弥富で570円。ちなみに名古屋→弥富はJR330円、近鉄360円。

南側だったなと念のため地図を見たが、角を曲がると駅がすぐ見えた。

近鉄弥富10:45(近鉄名古屋線/準急近鉄四日市行)→10:52桑名

JRだと200円なのだが、近鉄のこの区間は260円。明日乗る養老鉄道のホームを少し観察して、これから何ヶ所かで体験するJR近鉄共用通路を新鮮に感じながら東口改札口を出る。

ここからは伊勢湾西岸を南下しながら盲腸線を乗りつぶす。



西桑名11:05(三岐鉄道北勢線)→12:05阿下喜

窓口で1日乗り放題パス(1,200円)を購入。いわゆるナローゲージ(762mm)。

大型の冷房装置が唸る。

また1時間の行程で戻って富田から北上するよりは徒歩20分程度の距離感のもう一つの路線三岐線伊勢治田(いせはった)へ向かう。途中のミニストップで昼飯調達するまでの道のりが帰宅のJKの後をつける形になって気まずい。

駅が近づくと警報機が鳴るという群馬と同じシチュエーションが起こるがこちらは貨物列車の交換であった。

伊勢治田12:48(三岐鉄道三岐線)→12:58西藤原

首都圏私鉄で走っていた車両に地方でまた会う確率が多い故に、特に井の頭線車両には「またお前か!」と言ってきたが、そろそろ西武も。乗った車両は塗装が変わっていたが、交換した車両は昔のあずき色のままであった。後で確認したところ、西武赤電塗装を復元したのだそうだ。あれ、赤電って呼ぶのか?

終点の二つ手前、東藤原駅は太平洋セメント工場の真ん中でこの路線の性格を象徴している。

西藤原13:03(三岐鉄道三岐線・近鉄連絡線)→13:48近鉄富田

淡々と山を下る感覚。

近鉄富田13:49(近鉄名古屋線/急行松阪行)→13:54近鉄四日市

地下通路経由1分乗り換えチャレンジは成功したが、四日市駅の有人改札で精算する羽目に。210円。

あすなろう四日市14:00(四日市あすなろう鉄道内部線)→14:17内部

精算に時間を食ってなおかつ横断歩道の信号が赤、有人窓口にも客がいてピンチだったが、自動券売機で1dayフリーきっぷ(550円)を買ってギリギリで乗る。ここもナローゲージ。

内部(うつべ)駅。

内部14:35(四日市あすなろう鉄道内部線/あすなろう四日市行)→14:45日永

乗ってきた列車で分岐駅の日永まで折り返す。

ホーム上に軌間を示す展示物。

日永14:48(四日市あすなろう鉄道八王子線)→14:51西日野

一駅だけの支線区間。日野とか八王子とかちょっと面白い。

西日野15:00(四日市あすなろう鉄道八王子線・内部線)→15:09あすなろう四日市

支線だが四日市駅との直通運転の運用ダイヤ。

さて、四日市からもう一本近鉄湯の山線に乗るが、その前に立ち食いそば屋「四日市庵」でざるそばズルズル。

近鉄四日市15:29(近鉄湯の山線)→15:55湯の山温泉

未乗区間は高角(たかつの)~湯の山温泉。四日市での試合観戦前に温浴施設に泊まったもの。ここも平野から山へ分け入っていく感覚。390円。

湯の山温泉15:59(近鉄湯の山線)→16:25近鉄四日市

乗ってきた列車で折り返す。

近鉄四日市16:36(近鉄名古屋線/急行松阪行)→16:49伊勢若松

本日最後の区間を目指してまた南下。

伊勢若松16:57(近鉄鈴鹿線)→17:08平田町

未乗区間。帰宅する人たちでそこそこの乗車率。湯の山温泉から600円。

少し雨が強くなっていて駅舎の外には出られなかった。

平田町17:20(近鉄鈴鹿線)→17:31伊勢若松

一ひねりして鈴鹿市駅から伊勢鉄道に乗り換える案も検討したが、近鉄で進んだ方が安いし早いので却下した。

伊勢若松17:33(近鉄名古屋線/急行五十鈴川行)→17:48津

本日は津に泊まる。平田町から500円。

明日のきっぷを手配する意図で何も考えずに西口に出て券売機で近鉄特急の指定券を買うがこちらに出てしまうと東側には地下通路を通るしかなかった。JR窓口でも用事を済ませるが、こちらにも近鉄の券売機・有人窓口があった。

チェックイン後、洗濯などしてからイオン津SCへ。30年前に来ているのだが記憶はほぼないものの駅からの距離感はだいたい合っていた。ざるそばが効いていてつまみとビールを買って部屋で飲んだだけ。

ホテルエコノ津駅前、4,500円(込・予約サイト経由)

3日目へ続く。

旅行記2020:東海乗りつぶし(3日目)


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投稿者: にっき

全部浦和が悪い。全競馬場・競輪場踏破目指して時々旅打ち。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。基本は乗り鉄。関本玲花おじさん見習◇。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。