2019/3/22:笠松競馬参戦記(準備・入場編)





2019年3月22日(金)笠松競馬場へ旅打ちに行った記録。

○準備編

  • 2017/10/27:名古屋競馬参戦記(準備・入場編)で「笠松と中京も随分遠ざかっている競馬場であるし、特にJRA中京開催と絡めて金土、もしくは日月の連チャンも狙ってはいた」と記したが、その後も笠松と中京の連戦のチャンスを窺っていた。身辺の用事とも考え合わせて3月22日笠松から翌日中京参戦の目途が立った。(結果的には前日の祝日に園田参戦を追加したので三連戦である)
  • 笠松競馬場は名古屋競馬場と同じで出張のタイミングで一度は訪れているはず。オグリキャップ以降、まだアンカツ・アンミツの時代だとは思われるがレースに関する記憶はない。1984年刊の山口瞳「草競馬流浪記」は読了済でその第一章としての笠松での描写に心躍らせ、それを携えていたはずである。というわけで25、6年ぶりというところだろうか。
  • 参戦日が決まれば笠松はアクセスに関しては検討する余地がない(名鉄の笠松駅前である)ので前後の宿泊地だけ若干考え、大阪から来るので前泊は岐阜羽島駅前で未乗の名鉄竹鼻線・羽島線乗車を付け加え、後泊は名古屋市内をあえて外して一宮とした。後述の通り1レースから最終レースまでの発走予定時刻からすれば、首都圏から東海道新幹線で日帰り可能である。
  • 開催の単位としては3月の3日+3日で括られているらしく、「第21回競馬 弥生(SPⅢ)シリーズ」として、3/6~3/8が前半、3/20~3/22が後半とのこと。南関や一部の競輪場の公式サイトで開門時刻を探すのにものすごく苦労するケースがあるのだが、笠松は開催前半向けで早かったとはいえTOPページにはっきりと表示されていて好感が持てる。前の週には出走投票準備一覧表なども参照して「開門10:00、1R発走10:50、最終12R発走16:35」と判明した。
  • コースは1周1,100mの小回りコース。直線238m。前日に見た園田よりは少し広いことになるが、ポケットから出る1,400m戦が主力なのは同じ。
  • 笠松リーディングは、佐藤友則、筒井勇介、水野翔の順。勝率・連対率的に愛知の騎手が乗ってきたら注意というところか。調教師は尾島徹と笹野博司。6位の法理勝弘は連対率が高いので注目。
  • 競馬新聞は「競馬エース」と「競馬東海」の二紙。コンビニのコピー機から購入可能。



○入場編

名鉄の笠松駅で降りてガードをくぐる。

まだ早いので周辺を散策する。馬房のある地区から競馬場へ行き来する際に、競走馬が道路を横断する故の標識。

場外発売所。中には入らなかった。

先ほどの写真の右奥、道路横断後に土手を上り下りする専用道。実際に馬が行き来する光景は見られなかった。

駅寄りの正門ではなく、東門から入場。例のスタンプを押してオグリキャップ像。もう少し頭から首差しのところは太かったような気もするがまあいいや。

特別観覧席へ。正門寄りの西スタンド2階を上がる。まず券売機で料金(600円)を支払い、回り込んでカウンターで席の指定を受ける。何とはなしに指定を受けてしまったが、ゴール板寄りからグリーン、ホワイト、オレンジ、ブルーの区画となっており、この色の名称は椅子の色を指している。出入口は1か所だが後述の通り出入りはほぼしないので今回は気にしない。あえていえばブルー区画の後ろの複数モニタには他場(この日は大井競馬)の情報が集中しているためか、椅子も置かれているのでどちらもガッツリやりたいと思しき方々はここに陣取っていた。

場内の様子は公式サイト上に貼られたグーグル・ストリートマップを用いてある程度見ることができるので事前にチェック可能。とはいえ現場からネット寄りになった今は東西どちらのスタンドの2階は何もないのでゴースト化している。

さて、通常はパドックの話になるが、笠松は内馬場内に設置されておりモニタで見るしかない。特観席は座席(2席)に1台設置されている。というわけで他の競馬場では必ず取り上げる席からパドックとの行き来に関する記述が笠松では起こらない。本馬場入場後直線コースを進む時だけしか身近で馬体チェックをする機会がないことになり、同じような考えなのか西スタンド前あたりに数名が散開していたし、予想屋さんは双眼鏡を持っていた。とはいえ、すぐ第1コーナー方向へ走らせてしまう騎手もいるので全馬同じ条件で、というわけにはいかない。

謎なのは出走馬が全頭一度スタンドから見て左手から引かれて出てくるのだが、「○号馬は装鞍所騎乗のため一旦引き込みます」というアナウンスとともにまた引かれて戻っていく馬がいること。この馬が返し馬で映らないとその状態はさっぱりわからないことになる。さらに騎手も全員マイクロバスに乗って現れるのだがこの○号馬騎乗の騎手はまた乗りこんで戻るのが無駄っていえば無駄な気も。

場立ちの予想屋さんは数軒見かけたがお世話にはならず。4コーナー周辺は1400m戦のスタート位置でもあるので毎レース後整備車が出てくるが、それを見るとやはり2011年1月7日笠松第3レースの珍事を思い出して薄笑いが。

あとは出走表の角に「当たり馬券に見せかけた偽造馬券を売りつける者が出没しております。」って印刷されてたが、売る方でも買う方でもそんな奴まだおるんか。

さて、グルメ編。

特観席内のレストランが臨時休業で、立ち並ぶ一角の「美津和家」でどてめし。

この一角はお店の前に屋台風にせり出した売場に力が入っており(ま、どこでもそうか)、串カツとか垣間見えたが結局試さず。

レース編に続く。

2019/3/22:笠松競馬参戦記(レース編)

旅行記はこちら。

旅行記2019:園田・笠松・豊明(準備編・初日・2日目・3日目)

 

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2023/11/28:名古屋競馬参戦記

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2021/11/15:名古屋競馬参戦記(準備・入場編) 2周目
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2021/10/16:帯広競馬参戦記(準備・入場編)
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投稿者: にっき

全部浦和が悪い。全競馬場・競輪場踏破目指して時々旅打ち。競りは好きだが斜行は嫌い。京王閣で聞いた「後ろ見てねえで前踏め!」という野次の通り生きていく。基本は乗り鉄。関本玲花おじさん見習◇。雲ゆえの気まぐれ。ちゃんとして!今度泣かす。